情熱の花
フィンセント・ファン・ゴッホ
青い花瓶に入った花
油彩にて 模写絵師つねきち
つねきち、久しぶりの油作品です。
これは写真撮影したものなので
原画よりやや軽い仕上がりに見えています。
つねきちは花の絵を描いた経験があまりなく
昨年の個展でもご要望を頂きましたので
今回、挑戦してみました。
名所江戸百景をやりながらですので
約半年かかっています。
この花の絵は
ゴッホが印象派に影響を受け
33歳の時に描いたものだそうです。
通常、パレットに赤と青を置いて混ぜると
暗めの紫色になりますが
原色の赤と青を交互に並べ
遠くから見ると、明るい紫に見えます。
この現象をキャンバスの上で
絵に取り入れたのが印象主義。
明るく鮮やかで、情熱的な作品になります。
ゴッホは印象主義に感銘を受けてから
このような、花の絵に数々取り組みました。
新しい世界に踏み込む時の
つねきちの期待と探究心に満ちた感情が
伝わってくる気がします。
つねきちが描く花の色は
素朴でジューシィで
ひとつひとつのお花が
まるで太陽みたいに
まっすぐな光を放っています。
そして少し、いたずらだから
デフォルメは強めなのです。
模写絵師つねきちの
新境地を見せる
あらたな油彩作品となりました。
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