模写絵師つねきちについて(About Tunekichi)

これは葛飾北斎の冨嶽三十六景の中にある、

神奈川沖浪浦という有名な作品です。

北斎は富士山を中心とした構図の風景画を三十六枚(プラス十枚)描き、江戸時代の人々が大自然と共存していくさまと当時の文化を伝えています。

それは私たちの国の宝であり、変動する大地との共存を迫られているこの時代に重要なメッセージを送っているのです。

荒れ狂う波の奥で神のごとく厳かで揺るがない不動の富士。

その姿は時空を超えて私たちに力を与え、忘れていたものを思い起こさせます。

かつて普通であった事が今では特別になっていたり、予想外の抗い難い出来事が続いたり・・・。

北斎が描いたこれらの絵の中にその答えがあります。

不自由であった筈の遠い昔、人々は喜びそして苦しみまでも味わい尽くし、創意工夫の中に幸せを見出し生き抜いていました。

そしていま、模写絵師つねきちが無垢な器として描きお伝えします。

つねきちは知的障害2級。

その障害ゆえにオリジナルを描くのが難しいので、模写による作業をひたすら続けています。

障害を持っている事は決して特別ではなく、全ての条件が揃い健常でいられる事こそが特別なのである。

当たり前だと思っていた事が実は違っていたと気づく事で見える景色が変わります。

幸せに顔を向け、ただ前に進むこと。

不動の心を持って動け。

そう伝えている北斎の魂をうつす鏡としての役割。

それが模写絵師つねきちの道なのです。


This is a picture of Hokusai.

It's a Japanese treasure and  has a message.

So Tunekichi wish is to become a Hokusai’s messeger.

It’s "Know the A New asked the old”

Tunekichi was a replication with hope the happiness of everyone.Thank you.