甲州伊沢暁 ーこうしゅういさわのあかつきー

This is Mt. Fuji as seen from Yamanashi.

There are people leaving the inn at dawn.

The Yamanashi side of Mt. Fuji so beautiful illuminated in the morning light.

So we can feel the hope from this picture.


現在の山梨県笛吹市石和町付近の情景です。 

 今も温泉や観光で賑わうこの地は 江戸時代、※三島越えとの分岐点として賑わっていました。 

 笛吹川の川岸にある宿の前を たくさんの旅人や馬たちが歩き始めます。

暁に染まる屋根が 早朝に旅支度をする人々を 美々しく引き立てます。

自然と共存する時代ですから、明るくなるのと同時に急がなくてはなりません。 

 まるで舞台の幕開けに向かうオールキャストのよう。 

 楽屋である宿場で準備をしたら、光に向かって歩いていくのです。

つねきちが描くミクロの世界。 絵全体で見て頂くとわかりますが 背景以外の細かな部分は全て たった1本の筆を使っています。

おもちゃのような馬 ちょこまかとした様子が微笑ましい。 

笛吹川の間に架かる橋をふちどる朝もや。 ステージを演出するドライアイスのようですね。

ここから見えるのは 裏富士、と呼ばれています。 まさに舞台の裏側にふさわしい言葉です。 

 もうひとつの表側と呼べるほどに 明媚な光景でもあります。 

明媚(めいび)とは 知的情緒的な感覚を活気づけてくれること。 

 知的・情緒の障害といわれてきたつねきちが、これを描くのは楽屋の裏技なのだと思います。 

 本当は全てわかっているのかも(maybe)

 障害者を持つ親は、わが子の仕草を見てそう感じることがあります。 

 そして楽屋から なかなか出せない現実。 

 スポットライトを浴びて欲しいと思います。 

 何かひとつでも得意なことを見つけ、いつか必ず訪れる こころの幕開けを信じて。  


模写絵師つねきち八卦鏡

つねきちは知的障害2級を持つ令和の浮世絵師です。 温かみのある水彩模写で日本の文化をお伝えします。 Tunekichi is japanese painter and has intellectual disabilities. He was a replication with hope the happiness of everyone.

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