下目黒 ーしもめぐろー

江戸時代、大名の鷹狩りの場だった下目黒から見る富士山。

右下にはお武家の鷹匠二人と、その前を農夫が歩いています。

左上には仕事を終えて帰る桑を担いだ農民もいて、雑多な雰囲気が面白い絵です。

夕方の時間帯と言われていますが、つねきちは鮮やかな黄色とオレンジを使い、手前の雲は

なんとサーモンピンクにしています。

空の色と奥に見える富士山は今回は引き締め役になってくれました。

模写絵師つね吉八卦鏡

知的障害を乗り越え描く、無垢な魂の筆使い。 つね吉が描く色合いは、渋みが主流の浮世絵とはちょっと違っています。 彼の目には江戸時代の景色がそのまま映っているからです。 そんな独特の「つね吉流儀」をお楽しみください。

0コメント

  • 1000 / 1000