深川万年橋下ーふかがわまんねんはししたー

現在の江東区、小名木川に架かる橋をメインに往来する人々や荷物、建物と緑、川で働いたり釣りをする人、そして遠くに佇む富士など全てが整頓され、おさめられたような一枚。

晴れ男つねきちは陽気なマリンブルーで染め、橋の欄干ひとつひとつまで丁寧に仕上げました。

細かな作業も淡々とやり遂げる集中力もつねきちの持つ障害ならでは、なのでしょうか。

忙殺される日々の中で、どことなく能天気な気持ちにさせてくれる絵だと思います。


模写絵師つね吉八卦鏡

知的障害を乗り越え描く、無垢な魂の筆使い。 つね吉が描く色合いは、渋みが主流の浮世絵とはちょっと違っています。 彼の目には江戸時代の景色がそのまま映っているからです。 そんな独特の「つね吉流儀」をお楽しみください。

0コメント

  • 1000 / 1000