相州江の島 ーそうしゅうえのしまー

SOUSHU ENOSHIMA

Here is the sea of Enoshima.

The sea can walk at low tide.

The other side of the island there is a shrine of Enoshima.

Go to shrine a lot of people in the shining sea is worship.

Because Enoshima shrine makes everyone happy.

砂洲で作られた江の島では 引き潮時に海の底が現れ 対岸の片瀬海岸と徒歩で繋がります。 

 これをトンボロ現象といい 江戸時代の昔からあったそうです。 

絵の中央より左に見える三重の塔は 日本3大弁財天のひとつ、江の島神社。

 島全体が龍神の巣といわれているこの場所で 龍神をおさえる為に建立されたそうです。 

 そのご利益は 金運・芸術才能の開花・華やか度アップ・縁結び・悪縁切りなど 幾重にも広がる豊かな恵み。 


同じ神奈川の荒れ狂う波を描いた 有名な「神奈川沖浪浦」とは まったく別の世界で、   デフォルメの多い北斎作品には珍しく 落ち着いた景色が広がっています。  


三角の形と色合いで統一感のある雰囲気のなか 参道を歩く人々が、のどかさを醸し出しています。 

光を集める波打ち際は ラグジュアリーでゴージャス。 

 江の島神社のご利益を 模写器(もしゃうつわ)つねきちも感じ取ったのでしょう。 

 こんな風に人の気持ちを明るくし メンタルアップに繋がる神社だそうです。

絵の右側では、しっとりと落ち着いた富士山。 現在でも同じ姿を見れるようです。

400年以上も昔から 生き続けている美しい海岸。 

 こんなところで 余生を送れたら素敵だなあと思います。  


模写絵師つねきち八卦鏡

知的障害を乗り越え描く、無垢な魂の筆使い。 つねきちが描く色合いは、渋みが主流の浮世絵とはちょっと違っています。 彼の目には江戸時代の景色がそのまま映っているからです。 そんな独特の「つねきち流儀」をお楽しみください。

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