穏田の水車 ーおんでんのすいしゃー

穏田は現在の原宿・渋谷神宮前あたり。

当時は田園地帯が広がり人々は富士山を眺めながら水車を中心に生活していたようです。

絵の中では男性が穀物を運んだり女性がお米を研いだりしています。

亀に糸をつけてひいている子供もいて、当時の子育てしながら働く女性の様子も伺えます。

つねきちは相性の良い水色と黄色をしっかり色付けし、暖かな季節の到来を感じさせました。

模写絵師つね吉八卦鏡

知的障害を乗り越え描く、無垢な魂の筆使い。 つね吉が描く色合いは、渋みが主流の浮世絵とはちょっと違っています。 彼の目には江戸時代の景色がそのまま映っているからです。 そんな独特の「つね吉流儀」をお楽しみください。

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