東都駿䑓  ーとうとするがだいー

Touto Surugadai Thirty-six Views of Mount fuji by Hokusai Katsushika. 

Tsunekichi painted in watercolor


 During the Edo period, Kanda Surugadai had many samurai residences. 

The warriors, peddlings and pilgrims were walking on the summer road.

 Hidetada Tokugawa ordered Masamune date to do the work. 

Mt. Fuji was clearly visible from here.

butThey were walking without concern because everyone was used to it.

 Tsunekichi painted using bright green. 

So a lot of liveliness and openness are expressed. 


 葛飾北斎冨嶽三十六景 

東都駿台 とうとするがだい 

水彩にて模写 つねきち 

東京都千代田区神田駿河台には、江戸時代多くの武家屋敷が並んでいました。

 緑が生い茂る夏の道を武士や行商人、巡礼者など様々な人々が歩いて行き、その足元には神田川が見えています。

神田川は元々は江戸城の飲料水確保と洪水防止などの為に整備され、

その後徳川二代将軍秀忠の命により伊達政宗が普請に携わりました。

 当時この辺りからも富士山がよく見えましたが、

皆慣れているのか気にもせず黙々と歩いています。

つねきちはより鮮やかな緑色をふんだんに使い、

溢れる活気と夏の開放感が強調されています。 



模写絵師つね吉八卦鏡

知的障害を乗り越え描く、無垢な魂の筆使い。 つね吉が描く色合いは、渋みが主流の浮世絵とはちょっと違っています。 彼の目には江戸時代の景色がそのまま映っているからです。 そんな独特の「つね吉流儀」をお楽しみください。

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